私たちは、昭和40年4月創立以来、コンベヤゴムベルトのエンドレス加工を中心に、多くのお客様に喜んでいただける質の高い製品を手掛けてきました。他ではできない工業用ゴム加工の技術開発に積極的に挑戦し、その独自性において高い評価を得ています。私たちは、会社と社員、そして社会とのコミュニケーションをベースに良質の企業をめざしています。

“巧みといえる出来がここにはある”

ゴムというシンプルな素材を、さまざまな技術を駆使してお客様の求めるものにしていくためには、その裏付けとなる技術的なノウハウが必要です。メイリンベルトは、コンベヤゴムベルト加工プロセスにおいて、独自の技術を多く持っています。たとえばジョイント部分のステップの切り込みひとつをとっても、メイリンベルトのクオリティはスピード、仕上がりの良さに歴然と表れています。そしてそのクオリティは、使っているうちにさらにはっきりしてきます。各プロセスでの完成度の高い技術が、すぐれた耐久性を生み出しているからです。
ただ単にジョイントと言えば簡単のようですが、剥離、加熱による圧着などの技術は、経験の深さや日々の創意工夫が、細部に大きく影響します。巧みと言われる技術は、一朝一夕でマスターできるものではありませんが、長年の加工経験のストックがメイリンベルトという会社そのものにノウハウをもたらしています。

“良質企業を目指して”

工業用ゴムベルトには、さまざまな用途があります。
その中でメイリンベルトが手掛けるのは、コンベヤ用のゴムベルト、樹脂ベルトのエンドレス加工です。これはモノを搬送するときに欠かせないもので、用途によってすべて異なる仕様のものを作らなければなりません。作業は“サン”の作製から始まります。生ゴムを金型に押し込み、熱加硫油圧プレスで焼き付けます。またエンドレスベルトの全面に穴開けをするための、コンベヤベルトの穴開け加工機を独自のアレンジメントをしながら開発しています。これらの機械設備により、工業用ゴムベルトの加工をトータルにフォローすることが出来ます。

さらにゴムベルトの資源再利用に着目し、古くなったベルトを特殊加工することによってリサイクルにも積極的に取り組んでいます。多様化された製品は生産技術の創意工夫、独自の設備開発が大きなポイントとなっています。良質企業をめざしてメイリンベルトは革新し続けます。

“ゴムの特性を活かした独自の製品づくり”

メイリンベルトは、昭和40年４月創立以来、コンベヤゴムベルトのエンドレス加工を中心に、多くのお客様に喜んでいただける質の高い製品を手掛けてきました。ベルトも時代と共に多様化し、搬送用、機械部品として活用されてきました。

当社では、ゴムベルトにより付加価値をつけるために、ゴムの焼き付けや金属の焼き付け、ベルトの総張力などを利用した多機能ベルトの製作や、ゴムの特性を活かした独自の製品づくりに励んできました。エンドレス熱加硫加工は、アルメックスプレスを使用し、600mmより最大2000mm幅までに対応します。

また二次加工用の金型製作も自社で行うことにより、製品の信頼性を高めています。このような技術開発力と合わせて、当社では業績をあげ、会社を成長させることを基本としながらも、そこに働く社員、その家族の幸福度が会社の良質度合いを見る尺度であると考えています。企業は人なり、という言い古された言葉を、日本人はようやく真剣に考え始めました。また企業の社会的存在価値からその会社が、どれだけ世の中に役立っているのかが問われています。

わたしたちは、他ではできない工業用ゴム加工の技術開発に積極的に挑戦し、その独自性においてお客様の喜びを社員の喜びとするために、がんばった社員にはその成果に見合う評価を積極的にしてきました。

私たちが目指す良質の会社とは、企業風土がしっかりしていて、社員のヤル気をキチンと生かすことのできる会社です。そのような会社では、すべての仕事に良質なコンセプトが息づいています。
メイリンベルトは、会社と社員、そして社会とのコミュニケーションをベースに、良質の会社を目指していきます。